- 各種インフルエンザの予防にも予防接種は大変有効ですので、お気軽にご相談ください。
- 料金表にない予防接種の料金についても、お気軽にお問い合わせください。
子宮頸がんワクチン接種のご案内
当院で子宮頸がんワクチン(シルガード9)の接種が可能です。
シルガード9は6/11/16/18/31/33/45/52/58型をもつ9価ワクチンで、子宮頸がんへの95%の予防効果を期待できます。
以下の方は公費で無料で接種することができます。
【定期接種】
・小学6年生~高校1年生相当年齢の女子
【キャッチアップ接種対象】
・1997年4月2日~2008年4月1日生まれで、本ワクチン接種を3回完了していない方
※接種対象期間:2025年3月31日まで
シルガード9は対象年齢により接種回数が異なります。
・15歳未満:2回接種(1回目接種から6か月後に2回目を接種
・15歳以上:3回接種(1回目接種から2か月後に2回目、1回目接種から6か月後に3回目を接種)
【ご参考までに補足です】
子宮頸がんは子宮の入り口付近にできるがんで、日本でも毎年1万人が子宮頸がんにかかり、約2800人が亡くなる深刻な病気です。
子宮がんにかかる年齢は20~30歳代で、若年の死亡率が増加しています。
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。
HPVは性交渉によって感染し、女性の50~80%が生涯で一度は感染するといわれている」一般的なウイルスです。
感染しても多くの場合は自然に消滅しますが、感染を繰り返す事により、前癌状態となり、その一部ががんとなります。
HPVは子宮頸がん、肛門がん、大腸がん、膣がんなどの癌や尖圭コンジローマなど多くの病気の発生に関わっています。
そのためHPV感染を防ぐワクチンの接種を、性交渉の可能性がある若年層の方や未婚の10代・20代の方へ推奨しています。
また早期発見が重要である為、ワクチン接種とあわせて、定期検診をすることも大切です。
予防接種に関する注意事項
予防接種に関する注意事項
予防接種を受けることができない方
- 明らかに発熱している方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 当該疾病にかかる予防接種の接種液の成分によって、アナフィラキシーを呈したことがある方
- 急性灰白髄炎(ポリオ)、麻疹(はしか)および風疹(ふうしん)にかかる予防接種で対象者にあっても、妊娠していることが明らかな方
- その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方